こんにちは。らむねです。
家族に何か問題が起きたときには、みんなで同じ方向を向いて支えあっていきたいもの。
家族とはいえ集団生活には変わりありません。
1人が勝手なことをしてしまうと、その輪は乱れてしまいます。
そしてそれを誰かがフォローすることになり、結果ストレスが生まれてしまうのです。
今回は、そんな自分勝手な家族のお話です。
認知症の妻だったらバレないから浮気をしてもOK!?
吉田加奈さん(38歳)は、義理の父と母と2世帯住宅で暮らしています。
とはいえ、玄関も水場もすべて別になっているので、
義理の父母が元気な頃は、生活は全く別々。
2世帯と言っても、お互いを干渉することなく生活してきたと言います。
そんな生活に変化が訪れたのは、ちょうど1年前。
義理の母が、それまでは出来ていた家事がおろそかになり
義理の父との言い争いが増えてきたのです。
義理の父が「私の知らないお金を隠している」などと言うようになり、
「どこに物をしまったのか分からない」「家にあるのを忘れてまた買って来てしまったのでお裾分け」
などの理由でも頻繁に加奈さんのところへ来るように。
こうしたことから、加奈さんは義理の母の認知症を疑い始めます。
自分の家族が認知症!?信じたくない気持ちと今後の不安
ある日、加奈さんは夫の勝雄さんと義理の父を呼びだし、
認知症の疑いがあるのではないかと相談してみました。
すると義理の父は
「そんなはずはない。年を取って忘れっぽくなっただけだ」
と全く取り合ってくれませんでした。
夫の勝雄さんも信じられない様子でしたが、
義理の母の毎日の様子を話していくうちに、
徐々に事態の深刻さを理解してくれるようになりました。
その結果、家族で協力して義理の母を支えていこうと、
勝雄さんから義理の父にも話をしてくれました。
買い物は加奈さん、食事は義理の父がサポートし、
勝雄さんも会社帰りに立ち寄るなど家族で協力していくことに。
しかし、すぐに問題は起こります。
義理の父が重大な秘密を抱えていたのです。
その秘密とは・・・?
(2017.11.27)